たわわに実ったOLIVEの実

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■ 古い町並み
歴史の中で、大名行列や朝鮮通信使の一行が立ち寄り、ひと時の休息を求めたということは、町はその賑わいの中に経済や文化を発展させていった、ということ。格子窓のある家、白壁の土蔵、大きな井戸や焼板の塀、造り酒屋の豪商家など、そんな今も残る生きた歴史に、往時の繁栄の面影がしのばれます。おそらく、かつてはここには商家が並び、その向こうでは行きかう旅人の声々があふれていたことでしょう。
日に日に新しいリゾートゾーンとして開発の進む海沿いの賑わいに反して、ここにはまだ歴史が静かに現存。町の繁栄の昔と今が渾然一体となって共存している風情は、また格別の郷愁を誘ってくれます。
■ 海と山:牛窓の自然
牛窓に来たならば、また牛窓に来るならば、ぜひとも自然を遊び尽くす道具を持参しましょう。
牛窓は、ほんとに晴れの日が多く、外で遊ぶには抜群の環境をもっています。トレッキングシューズにデイパックだけでも十分ですから自然に分け入る道具を用意しましょう。海からの潮風を受けながら森林浴をするなんて最高の贅沢だと思いませんか?自転車やカヤックを利用すればもっと遊びの幅が広がります。
自分の足で行ける範囲がすべてだった子供のころを思い出して、海や山を駆けずり回りましょう。自然の中をゆっくり行けば、スナメリやトビエイ、夜光虫に海蛍、さまざまな野鳥や狸など、野生生物とのうれしい遭遇が待っています。
牛窓の穏やかな自然は、訪れる人に至福の時を与えてくれます。
■ オリーブ園
瀬戸内海を左手に眺めなから、山治いの道を登っていくと、そこが牛窓=オリープ園とも言われるほど有名な牛窓のオリーブ園。そもそもオリーブとは化粧品や食用に実が用いられる地中海原産のモクセイ科の常緑小高木で、平和のシンボルとされるイメージは、まさに穏やかな牛窓にぴったり。園内には山の斜面15haにわたって約2000本のオリーブが茂るオリーブ園をはじめ、お土産屋が整備され、ちょつとしたプレイスポット。中でも中腹に広がる展望台からは、遠く四国の山並みや、正面の小豆島など多島美の瀕戸内海が一望でき、感激ものの素晴らしさです。淡黄色の花の芳香か漂う6月初めがベストシーズンですが、四季を通してオリーブは緑の葉がそよぐことから、折々の楽しみ方で豊かな自然が満喫できること請合いです
■ 街角芸術
ここを訪ねて、まず気になるものといえば、もちろん輝くばかりの瀬戸内海と、あちこちに点在する大きな風車。実はこの風車、正体はなんと公衆トイレだったのです。無気質になりがちな公衆トイレに、こんな斬新なデザインなんて、さすが牛窓!と感心、感激。でも、ここのすごさはこのトイレだけでなく、観光地を示す町角の導入看板のデザインも、すべてマリンリゾートにちなんでヨットの帆をシンポライス。また中学校も瀬戸内市牛窓支所(旧牛窓町役場)も、地中海風のデザインと色形で仕上げられ、町全体か明るく、すっかりリゾートしてしまっています。